スナップエンドウ。
2020年 05月 16日
お庭からスナップエンドウを収穫しました。
ご存じのようにスナップエンドウはエンドウ豆の一種。
娘も大好きな野菜なのでちょっと
調べてみましたが食物繊維はビーツよりも多いのですよね。
特にエンドウ豆はギリシア、ローマ時代から栽培もされていたようで
スナップエンドウはそのエンドウ豆の一種で
日本には昭和31年(1956年)にアメリカより持ち込まれたようです。
若い葉や茎を味わう「豆苗」。。。
若い状態のさやを収穫しそのまま食べる「さやえんどう」。。。
未成熟の豆を食べる「実えんどう(グリンピース)」。。。
完熟した豆を味わう「えんどう豆」。。。と
利用する形態や時期によって分かれるエンドウ豆ですが
豆類に属するのは成熟したえんどう豆。
豆苗から実えんどう(グリンピース)までは野菜類とされます。
またアメリカから渡った当初は様々な名前があったようですが
農林水産省が昭和58年(1983年)にスナップエンドウと統一したのだそうです。
日本ではエンドウ豆の名前が登場するのは平安時代。
平安時代の「倭名類聚抄(わみょうるいじゅしょう)」という書物に
「のらまめ」として記載があるそうです。
意外と古く長い歴史を持つエンドウ豆。
エジプトの「ツタンカーメン王」の遺跡発掘時にも
なんと乾燥したえんどう豆が発見されたのだとか。
その後、発芽を試みると無事に成功し
その子孫の豆は「ツタンカーメンのえんどう豆」と名付けられ広まったというお話も。
エンドウ豆って意外と様々なエピソードに溢れています。
君はギリシア、ローマ時代から栽培されてもいたエンドウ豆の親戚なのね。
そんなことをらつらつらと想いながら
瑞々しいスナップエンドウを眺めているとどこか愛おしくなってきます。
今日は何時ものように美味しいサラダになりました。
この季節の大好きな食材です。別に知らなくてもいいけど、知って食べると美味しさも増しますね(笑)
こんばんは😊
小説も作家の背景を知ると本の面白さも倍増するように
お野菜たちもその背景を知ると
向き合い方が変わってくるような気がしています😊
この季節初夏を感じる美味しい食材たちにも感謝です。