雨の余韻。
2019年 07月 01日
先月の東京。
久しぶりに会うことのできた古い友人と
遅い夕食を囲んだ夜は神戸時代の話が尽きなかった。
雨の上がった庭でトマトを収穫しながら想い出したのはそんな日の彼女の笑顔。
京都好きなフランス人の彼女は仕事のためだけに東京にいるという。
就学前児童と小学生を持つ彼女は子育てにも忙しい。
パートナーも関西好きなブラジル人。
ネイティブのような英語も得意な彼女は
イタリア語、スペイン語、ポルトガル語、ドイツ語 etc.と堪能でとっても優秀。
言語学専攻だから…という。
インテリジェンス溢れる彼女の発想もまた大好きだ。
日本人は愛する人との間でポリティクスな話をしないのはどうしてか?
という話題はいつも彼女の心配する日本人像だ。
耽美でもあるフランス人感覚は
ポリティクスな話題だってエロティシズムいっぱいに語れるのだろう。
熟しすぎたトマトが一つ、地面に落ちた朝に彼女を想い出しふふっと笑ってしまった。
マッチョな男に惹かれる彼女。植物的な男性に惹かれる私。
好みは違うのだけれどいつも共通点が多いね、と互いに驚かされる。
スクエアーな日本人は苦手だという彼女に
修子はスクエアーではないと言われちょっと曖昧な自分のいた夜。
フローズンダイキリが無性に欲しかった。
彼女はお酒を飲まないのだけれどウーロンティーで二人とも随分酔ったものだ。
時折、28歳も年下の彼女を抱きしめたくなるような感覚にも陥って涼暮月の夜は過ぎていった。
去年、年明けに開口一番、東京に帰っておいでといったのは彼女だった。
帰ると決めたのも彼女の一言。老いてもそばにいて欲しい友人だ。
こうして怒濤の6月が過ぎ、7月を迎える。
こんな日はジョーサンプルが聴きたくなる。
今月は、穏やかに流れるような時間を大切にしたい。
拙い記事にイイネをありがとうございました。
冒頭のお写真が素敵な上、フランス人のご友人とのご関係、なんとも羨ましく、短編小説のようです。
又お邪魔させて下さい。
よろしくお願いいたします。
こんばんは。
kkaiさんのリンクから辿って時々お伺いさせていただいています。
コメントありがとうございます。
トム・ミッシュもひたすら感動して聴き入っておりました。
こちらこそまたお邪魔させていただきます。
よろしくお願いいたします。
素敵なブログ。ゆっくり楽しみながら読むことにします。
またおじゃまさせてくださいね。
ありがとうございます。
そうですよね。
素敵に生きる彼女から何時も元気を貰っています。
blogお伺いさせていただきました。
また勝手ながらフォローさせていただきました。
こちらこそ宜しくお願いいたします (#^.^#)